高校生になると、卒業後は、大学や専門学校、就職と、みんな目標があるので、それに向かって、勉強に励む人も増えてきますね。
でも、まわりと違って、自分はどうしてもやる気が出ない、と悩む人も多いでしょう。
あなたのやる気が起きない原因の一つは、目標がない、あるいは、やりたいことが見つからないからではありませんか?
高校生なのにやる気が起きない理由
受験が終わると、「もえつき症候群」といって、次の目標がなくなり、ふぬけのようになってしまう現象ですが、
今やる気が出ないあなたは、まさに、同じような状況に陥っているのでしょう。
つまり、人間、何か1つでも、目標や目的がないと、行動が起こせない、行動を起こすやる気が出ない、となってしまうのです。
ですから、やる気を起こすには、まず、目標を探す、何かやりたいことを見つけることから始めませんか?
例えば、行きたい大学が見つからなければ、大人になって何をしたいかから考えてみてもかまいません。

あなたのなりたい未来をリアルにイメージする
大人になって、就きたい職業や、働いてみたい業種などがあれば、そこにたどりつける大学なり専門学校が見つかるかも
知れませんし、やりたい仕事がなくても、ぼんやりでいいので、憧れているとか、格好いいなと思える職業を思い浮かべ、
その仕事に近づけるような進路を探してみればいいのです。
自分にとって興味のないことは、結局続きませんし、深く勉強してみたい気持ちにもなりえません。
また、自分の今の学力に見合うからといって、妥協するような進路を選ぶと、元々好きで選んだ道ではないので、
後悔したり、違和感を抱いたりします。
人間、好きなことは、どんなに辛くても、継続できますし、継続できるエネルギーもわいてくるものです。
誰かに相談すると何かに気付く
でも、もし、それでも将来の進路が決まらず、目標も持てない、やる気がでない場合は、友達でも両親でも先生でも、
誰かに話を聞いてもらうとか、相談するのも、気持ちが落ち着いておすすめですよ。
まだ高校生ですから、一人であせっても、何も解決できないときもあります。そんな時は、どんどん周りの人を頼ればいいのです。
それができるのは、学生のうちだけです。
周りの人の話を聞いているうちに、あるいは、周りの人に話を聞いてもらううちに、心が落ち着き、気持ちが定まってくるかも知れません。
またもう一つ、何も目標が持てなくても、取り合えず、がむしゃらに勉強してみるのもおすすめです。
やる気が起きないので、勉強もできないではなく、とにかく机の前に座ることから始めましょう。
初めは何もしなくて、ただ座るだけでもいいのです。そのうち、だんだんと、本を開いてみようか、という気にもなってきます。
やる気が起きないままの未来は絶望
今やる気が起きないために、全てをあきらめて投げ出してしまうのは、あまりにも早計です。高校卒業になった時、
周りに目標を達成できた人が出てくる反面、何も自分は得られなかったというのでは、あまりにも喪失感が大きすぎます。
ですので、取り合えず、少しの時間でもかまわないので、机に向かいましょう。そうすることで、きっと何かが変わりますよ。
進路が決まってから慌てて勉強するのでは、時間が足りないというリスクがあります。そうなると、せっかく決まった進路を
あきらめざるを得ない事態にもなりかねません。
そうならないために、どんな進路に進むにしても、十分なだけの学力を、まず身に付けておくのは、とても賢明な方法ですね。
高校時代に未来の準備をする
ここまで高校生なのにやる気が出ないあなたと一緒に、その深層心理を深掘りしてきました。
高校の3年間は、次のステップに進むための、大切な準備期間です。
やる気が出ないと、あれこれ迷うのも大切な時間かも知れませんが、高校卒業時、弱冠17~18歳の年齢で、不要な挫折を経験しないようにしましょう。
今からなら、きっとまだ間に合いますよ。
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