少女漫画にある先生との禁断の恋。実は、最近巷では、先生との恋に悩む高校生が意外に多いのです。

先生の魅力って?
高校生から見ると、先生は、周りの同級生と比べるとかなり大人に感じるようです。
ちょっとした言動に頼もしさを感じたり、気配りや優しさが段違いだったり。先生は立派な社会人ですから、それも当たり前なのですが、高校生には特別に感じるらしいのです。
わからないと言えば、わかるまで丁寧に教えてくれる、親身に話を聞いてくれ相談に乗ってくれるなど。また、普段クールで厳しい態度が、部活動や生徒会活動になると笑顔が増え、素が見えた時のギャップにキュンとくるなどの声も聞かれました。
実際の恋愛事情と立ちはだかる壁
先生に恋心を抱いている人は多いものの、実際に付き合っている人は全体の2%ほどだそうです。
それが真剣な交際なのか、それとも、悲しいけれど先生に弄ばれているのか…。真剣に交際し結婚したカップルは、そのほとんどは、生徒が卒業後に交際をスタートさせています。
しかしながら、「禁断の恋」とよく言われるように、先生=聖職者のイメージがあるためか、在学中の交際はタブー視する学校が多く、校則で禁止している学校もあります。
また、法律上では、地方公務員法で「職員はその職の信用を傷つけ、又は職員の職全体の不名誉となる行為をしてはいけない」という信用失墜行為の禁止が掲げられています。つまり、生徒との交際は、職の信用失墜とみなされてしまうことが多く、こうなると、先生は懲戒処分を受けることになってしまいます。
自分の好きな人が大切な仕事を失うことになりかねないのです。まだまだ先生と生徒の恋愛をタブー視する世間の動向は拭えません。
あなたは先生と生徒の恋愛は賛成?反対?
法律上、校則上で色々な障害はあるものの、昭和の時代よりは、先生と生徒の恋愛に寛容的になってきた動向はあります。
- 「好きになったのだから仕方ない」
- 「ただ先生と生徒の関係であって、年齢的には一般のカップルとそれほど変わらない」
- 「恋愛感情は自由」
など。
同性婚が認められたり、年の差カップルがいてもそれほど驚かなくなったり、恋愛、結婚についてはかなり自由な思想が認められてきました。
一方、親や生徒からは、
- 「一人の生徒とイチャイチャしている先生に大切な我が子を任せられない」
- 「生徒に手を出す先生がいるなんて気持ち悪い」
という辛辣な意見を持つ反対派も多数。
また、先生からは「交際している生徒と他の生徒を同等に接することができない」などの悩みも聞かれました。
まとめ
先生という職業は、聖職とも言われ、威厳ある、尊敬できる、手本になるなどの崇高なイメージがついて回ります。だからこそ、タブー視されることも多いのです。
しかし、生徒が社会人や、大学生、成人となれば、大人同士の普通の恋愛とみなされる傾向が強いのです。
在学中に、先生の懲戒処分や周りの目を気にしながら禁断の恋愛をするより、辛いでしょうが、じっと我慢し、卒業後に堂々と交際をスタートさせるほうが、精神的にも、社会的にも幸せが訪れるような気がします・・・
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