読書離れする人が増える傾向にある中であっても、毎月たくさんの本が出版されています。実際には読んでみようかなと思いながらもいつの間にか忘れていることの方が多いだけかもしれないですね。
また、高校生になり関心のあることも変化していることでしょう。ここでは高校生におすすめできる本を紹介してみます。
目次
現代小説(純文学)
海辺のカフカ・上下:村上春樹
15歳の少年を主人公として物語が綴られていきます。ベストセラーとなった小説です。英語版そしてその他の言語に翻訳さ続けています。
現代小説(純文学・家族)
東京タワー:リリー・フランキー
本屋大賞受賞作です。映画化やドラマ化されているので知っている人が多いでしょう。「家族」についてポジティブに深く考えさせられるストーリーです。
現代小説(青春)
武道館:浅井リョウ
戦後最年少で直木賞を受賞した作家の10作目の作品です。主人公のアイドルと周りの人達の関わりを、存在の深い部分から見せてくれる作品です。
ノンフィクション(青春・友情)
学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話:坪田信貴
著者の坪田信貴がストーリー投稿サイトSTORYS.JPに投稿した実話です。主人公で高校生2年のギャルが、小学生4年くらいしかない偏差値をはねのけて慶應大学に現役合格するお話です。
現代小説(SF・冒険)
キャプテンサンダーボルト:伊坂幸太郎&阿部和重
本屋大賞にノミネートされています。 小学生の時に同じ野球部にいた2人の男が、20代になり再会。一攫千金のチャンスに遭遇した彼らはの人生大逆転はあるのか?人気作家の前代未聞の合作です。
ノンフィクション(社会・政治)
本当の戦争の話をしよう:伊勢崎賢治
作家が現代の高校生に向けて書いてある作品です。戦争の本質とは?戦争をめぐる事柄を通して「日本人と戦争」に焦点をあて、現代の高校生に向け発信しています。
ノンフィクション(ビジネス・科学)
宇宙飛行士の採用基準:山口孝夫
宇宙飛行士の選抜の仕方・訓練の仕方・育て方など、宇宙飛行士という失敗が死に繋がる仕事を通して、多くのビジネスに共通する部分を読んでもらえるような作品です。就職を控えて、あるい予備知識としても読めると思います。
以上、紹介しました本は高校生が選ぶ人気作品とは異なるかもしれませんが、どの作品も現代の高校生の立場からすんなりと入っていける思います。このような機会を活用して読書をしてみるのも良いかもしれないですね。時間が過ぎるのも忘れて読みふけっている自分を発見するかもしれません。
