高校入試が終わってホッとしたのも束の間、まだまだ勉強は続けなければいけない状況にある人が多いでしょう。
ではどうして、勉強を続けなければならないのか?
・・・それは、高校生には、あと一つクリアしなければならないハードルがあるからです。

もうお分かりですね。高3になると卒業前に控えている入学試験。大学・短大・専門学校・・・と、目指す先は人により様々。
でも、なかなかやる気が出ない。勉強を始めても、根気が続かない・・・など、人それぞれ悩みはあるでしょう。
では、どうすればやる気が出るのか?高校生の勉強!自然とやる気が起きる習慣とは?について幾つかポイントを挙げてみましたので、一緒に考えていきましょう。
目標の志望校を絞り込む
やる気の前に、まず、自分の目標とする学校を絞り込みましょう。
自分の目指す目標の学校と、今の自分の偏差値なり学力との乖離の度合いはどうか、比較検討してみるのです。
かなりの努力を必要とする学校を目指すなら、モチベーションを急上昇させなければならないし、
少し努力すれば大丈夫な学校を目指すなら、モチベーションは心持ち上げる感じで良いのです。
まずは、現実を見ることから始めていきましょう。
1日の勉強量を数値化する
目標とする学校の入試日までの日数と、しなければならない勉強量を比較し、一日どのくらいの
勉強量をこなさなければならないか、数値目標を立ててみましょう。
数値として具体化することで、目標を立てやすくなります。でも、決して無理は禁物。
せっかくの目標も、たった数日で達成出来なくなり、どんどん、前日前々日のノルマが溜まっていくようでは、
目標に無理があったことになり、また一からの振り出しに戻ってしまいます。
それでは、また、やる気がなくなり、負のスパイラルに陥ってしまいます。
クラブや学校・塾の都合などで自分の目標が遅れがちであっても、週末取り戻せるくらいなら大丈夫としましょう。
一度、自分なりの目標を立ててみて下さい。1日の目標は頑張ればクリア出来る数値に。
小さな成功体験を繰り返して、だんだんと目標を上げていきましょう。
目標をクリアする喜びが無意識化すれば、その未来は志望校への合格が見えてきます。
無理に勉強しようとしない
勉強のやる気のポイントですが、無理にやろうと思わないで下さい。
人間は、脳に支配されて動く生き物です。さあやろうと言い聞かせてしまうと、気持ちでは自然にするつもりでも、
脳は、無理矢理していると認識してしまいます。
数値目標が出来たなら、毎日のスケジュールに、短時間ずつ、自然に組み込んで下さい。
例えば、トイレの数分の時間は単語の暗記、食事中は漢字の暗記、がっつり鉛筆を持って解く数学は、お風呂上りの30分・・・
など、普段の生活の中にうまく勉強が溶け込める様、短時間ずつ盛り込んでゆくのです。
そうすれば、今からやります感がなくなり、自分も努力していると思うしんどさもなくなり、気が付けば勉強が捗っていた
なんて素晴らしい状態に持ち込めるかも知れませんよ。
ぜひ試してみて下さい。
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